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初級Q1〜5

Q1.投資信託って一体何なの?

A.投資信託とは多数の投資家から集めた資金を一つにまとめ、運用のプロが債券や株式、金融派生商品といった金融資産や不動産などに運用し、その運用成果に応じて収益を分配する金融商品です。集めた資金をどのような対象に投資するかを投資家が選んだ専門家に信じて任せる(信託する)ので、「投資信託」と呼ばれています。 「ファンド」とも呼ばれます。1人の資金では分散投資によるリスクの低減が図れないことがありますが、投資信託では多数の投資家の出資による大きな資金で分散投資をおこなうため、リスクの低減を図ることが可能です。また、多種多様な商品の中から自身の投資ニーズに合った投資信託を選ぶことができます。

Q2.投資信託の仕組みについて教えてください。

A.投資家から集められた資金は、販売、運用、管理・保管をそれぞれ専門の機関が役割を分担して運営をおこなっています。投資信託の購入や分配金の受取り、換金の手続きなどの手続きは証券会社や投資信託会社、銀行、生損保などの販売会社を通じておこなわれます。一方、投資家から預かった資産を運用するのが投資信託会社です。投資信託会社ではアナリストと呼ばれる調査の専門家が経済・証券市場に関して様々な調査をおこない、その調査結果に基づいてファンドマネージャーが運用方針や投資対象を決定します。そして、投資信託会社からの運用の指図に従って、信託銀行が株式や債券などの管理・処分をおこないます。

Q3.ファンドマネージャーって何をする人ですか?

A.ファンドマネージャーはファンドの運用をおこなう専門家です。一般的に運用会社(投資信託会社)に所属しています。ファンド別に定められた目的や運用方針に従って、ファンドにどの銘柄をどの程度組み入れるか、どの銘柄をどのタイミング、どの価格で売るか、買うかを決定します。つまり投資信託の運用の責任者です。最終的にはファンドのパフォーマンスの良し悪しはファンドマネージャーの腕にかかっているといえます。また、ファンドマネージャーの仕事の1つに、投資家への説明があります。自分が担当するファンドの運用状況や今後の運用方針などを、運用報告書や月報のファンドマネージャーのコメント欄などにおいて説明しています。

Q4.投資信託の種類にはどのようなものがありますか?

A.様々な金融商品を組み合わせて運用する投資信託は大きく2つに分けられます。1つは株式を組み入れ、運用する「株式投資信託」。もう1つは株式を組み入れず、国債や社債といった公社債を中心に運用する「公社債投資信託」です。この他にも、MMFや中期国債ファンド・MRFのようにお金の必要なときに当日に換金ができるもの、また1年複利効果が期待できるもので期間が自由なものなど、高収益に加えて使い勝手に優れた便利なタイプがいろいろ揃っています。また、いつでも購入できる「追加型」(オープン型)と購入時期が限定されている「単位型」(ユニット型)という分け方や投資対象、投資地域、運用方法などによる分け方もあります。

Q5.投資信託にはどのようなリスクがあるのですか?

A.投資信託には大きく分けて、「価格変動リスク」と「為替リスク」の2種類があります。前者は、価格が下落して資産の価値が減少するリスク。投資信託に組み入れられた株式や債券などの価格が変われば、投資信託の価格も動きます。株価は政治や経済情勢、企業業績などを反映して変動し、組み入れ銘柄の株価が下落すると、ファンドの資産の評価額が下がる要因となります。また、公社債の価格は、金利に大きな影響を受け、一般に金利が上がると債券価格は下落し、金利が下がると上がります。一方、外国の株式や債券に投資する場合、外貨建ての資産価格は変わらなくても、円高の進行により資産価値の下落という為替リスクが発生します。

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